2016年度 後期第5回定例ミーティング(10/15)

デジキャン!のミーティングは一旦ここで終了となりました。

今期のメンバーは全員デジキャン!を去ることになりました。

みなさんの健闘を祈ります。

 

(FaceBookグループ最後のメッセージから)

デジキャン!は本日で解散します。

このグループで話をするのはこれが最後となります。

プロジェクトのあり方には一定のルールがあると思っています。それは学生がなるべく主体性を持ってやること、それに対して指導教員はアドバイス、フォローをするということ。ただし、指導教員のアドバイス、フォローに関しては細かい規定があるわけではなく、教員のさじ加減に任されている部分でもあります。ですからみなさんにとってのアドバイス、フォローがウザく感じられる部分もあるのだと思います。ですが、話し合った内容を報告し、チェックを受け、次の工程に進むということは最低限当たり前のことだと思います。それを怠ってきたツケが一気に露呈したような気がします。

デジキャン!の中で繰り返し言ってきたことですが、みなさんが一度決めた目標やゴールはやり遂げなければなりません。それが社会人(学生であっても社会の一員です)の最低限の役割と責任のルールです。しかしこれをやろうと一度決めたことがいつの間にか自分本位に削られたり、改ざんされてしまう場面が少なからず見受けられました。第三者の意見や大人の意見に対して、真摯に耳を傾け、それを自分たちの中でどう処理、消化できるのかということを議論して解決していくことが、みなさんが学生時代に身につけるべきものだと思います。やりたいことができる、好き勝手にやることが学生にとって良い場所、良い結果だとは決して思いません。学ぶ場とは本来、難しく、苦しい場だと思うからです。それに対して正面からぶつかる勇気と逃げない気持ちを持って欲しいと思います。これはデジキャン!の一番大事にしている根幹の部分でもあります。そこの部分があまり理解されず、相容れない形になってしまったことは非常に残念で悔しい部分です。

2月からの8ヶ月余りでしたが、私にとっていろいろと考えさせられることが多い期間でした。試行錯誤もいっぱいしました。戸惑うこともありました。どのように指導したら良いか、真剣に悩む時期もありました。ただ、みなさんの中にやる気や矜持、はたまた責任感を感じることは最後までできませんでした。これは大げさではなく、日本の大学教育の中で一番深いところにある問題点だと思っています。そのことに気づかせてくれて、いろいろな意見を聞けたことに感謝します。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

今後はみなさんだけで活動を続けて良い結果を出せるように一人ひとりが自覚を持って頑張ることを切に願います。