高校の悪ガキ同級生たちとクラスのマドンナとの淡いプラトニックな初恋を10年の歳月で描いている。
幅広い世代、それぞれの“あの頃”の記憶を呼び起こし、
台湾、香港でナンバーワン超級ヒット!
2011年、ほぼ無名のキャストながら、台湾で社会現象を巻き起こす大ヒットを遂げ、香港では、チャウ・シンチーの『カンフー・ハッスル』の記録を塗り替えて、中国語映画の歴代興収ナンバーワンを記録。
台湾中西部の町、彰化。高校生コーチンと、個性豊かな仲間たちは、くだらない悪戯で授業を妨害する毎日を過ごしていた。担任からお目付け役を仰せつかった女生徒シェンを疎ましく思いながらも、次第に胸がざわつき始め…。
時代背景は、1994年から2005年までの約10年間。「SLAM DUNK」に夢中になっていた高校生たちは、日本のAVを回し見する大学生になり、やがてそれぞれの道を歩み始める社会人へ。登場人物たちの成長と共に、学生寮の公衆電話に並ぶ長い列は消えて、誰もが携帯で話すようになり、いくつかの大きな事件に世の中は揺れ、ヒット曲も入れ替わってゆく。そんな時代の空気を丁寧にすくい取ることで、あらゆる世代の観客に“あの頃”を思い起こさせている。
ベストセラー作家 九把刀ギデンズ・コーが、自伝的小説を自ら監督。