2017年度 第8回春季勉強会(3/25)

春休み最後の勉強会です。
今日は、今までのまとめ総括と補足説明をしました。

IMAX、スクリーンサイズ、解像度について
TVや映画のスクリーンサイズについて

今までの総括(まとめ)
・Photoshop(チャンネル、レイヤー)
・AfterEffects(親子関係、階層、ヌルオブジェクト、キーフレームアニメーション)
・Cinema4D(カメラ、ライト、アニメーション、カメラマップ)
・プロジェクションマッピング

今回の内容
カメラマップ
Cinema4Dを使ったカメラマップを実際に行った。カメラマップとは、CGにおけるテクスチャーマッピングの一種だが、写真から簡単に背景環境が作り出せたりする非常に有効な表現方法の一つである。
今回は室内の写真とその場で撮ったゼミ室の写真をもとにカメラマップを行った。

3Dタイトルワーク

このやり方は難しいやり方ということで、別の素材を用い簡単にできるやり方でもカメラマップを行なった。
・写真で撮ったものをカメラマップにする
そして画像をカメラマップにした後、タイトルをつける作業を行なった。
・カメラマップに文字を入れる


総括
[作りたいものを見つける、探す→実際に作る(作り方(組み合わせるのか、加工するのかなど)を考える)]←この試行錯誤(カッコ良く言えばTrial & Error)をしてほしい。もっとカッコつけるとReserch & Development。
まだ、自分たちにはTrial & Errorが少ないし、それらをアーカイブ、つまり記録を残すということが少ない。
このアーカイブをたくさんためてほしい。そして、そのアーカイブには思考の過程であるとかの過程を残しておくことが大事。
それも、デジタルでの保管ではなく、手書きなどのアナログデータで残しておいてほしい。
創作活動をこれから行うとき、企画プランを創作1つにつき、最低5つは出してそこから自分で選ぶなり、渡部先生に選んでもらうなりをしてほしい。プロになると、1週間や明日までとかで5案、10案だせと言われることもあるので、企画プラン(アイデア)をもっともっとたくさん持っておいたほうがいい。
4月に入ると様々な形の創作活動を行う予定で、常に複数のタスクを抱えることになると思う。だが、それでも潰されることのないようになってほしい。
③プレビズについて
プレビズは、各シーンを検討するために作成された映像で、甘く作られているが、検討するのに役立つものである。
海外(ハリウッドとか)では用いられているが、日本ではほとんど用いられていない。
これを作るぶん金と時間はかかるが、それでも作るに値する。
例として、アイアンマンのプレビズを見た。

これ以降の予定
4/1 個人製作発表
4/8 グループ製作発表
4/15 iCloneレクチャー①
5月頭 iCloneレクチャー②

感想(渡邊郁弥くん)
カメラマップで、立方体を合わせるところに苦労した。
他にも色々と苦労したり、説明を聞いてもわからなかったり、それで手間取って次なにやるの?ということに何度か陥ったが、質問をすれば教えてくれた総裁とがんちゃんに大感謝。
総括については、アーカイブを製作すること、またアイデア(企画プラン)をたくさん持つようにすることを最優先にしてやっていこうと考えた。頭に思い浮かんだことを書き込むアイデアノートでも作ればアイデアを出す助けになるかと思った。
今回の個人製作でも、自分は片方の案を出すのに結構悩んでいたので、悩まなくても住むようにしたいと思った。
来週は個人製作の発表なので、それまでに二つの作品を作り上げられるように頑張ろうと思う。