2017年度 第7回定例会議(5/13)

さあ、5月になりました。
月末にはReallusion Award2017 CGアニメーションの国内予選が行われます。それに向けての映像制作のシミュレーションを行っていきます。実写での映像制作でも必ず必要になってくるであろうプレビズをここで確実に勉強していきましょう。

5/13 第7回定例会議議事録
出席者:遠藤、大川、後藤、佐々倉、藤田、横山、渡邉
欠席者:岩倉(サークル合宿の為)
1.代表者会議の共有
実行委員会からの通達で、今年のプロジェクトはバランスよく複数のプログラムの人が混ざっている状態ではない。その為、他のプロジェクトと合同での勉強会を開くことを推奨するということがあった。現状我々は内輪で勉強会を行なっているがこれを体外にも行わないといけないのか、もしくは他のプロジェクトとの合同勉強会が必須なのかといった不明点が多い。次回の代表者会議での確認が必須。
対外への発表を一年に最低一回はしてほしいとの要求。現状コンテストへの出展等をしており、対外との交流は図っている。これは、実行委員の言っている発表に適しているのかを次回の代表者会議で要確認。
報告書を一週間に一度は必ずアップ(webサイト)。現状は渡部先生が上げているが、生徒がやっていないのが問題。今後の活動記録はどうして行くかについて。議事録を書く人がwebサイトにアップ。Webサイトに上げる際初稿FBに上げる。渡部先生の修正が入ったらそれに適した形で直しそれを上げる。
ファイリングのやり方、一つのファイルに全てのデータをまとめる。ファイリング担当は佐々倉
2.J:COM(福富プロとの共同)
概要:今年の3月に卒業した福富プロの学生が企画したもの。デイリーニュースの1コーナで尺が2分から5分程度の映像を収める。(BGMはいらない)初めは週に一本だったが、月2本納品することを目標に活動して行く。毎月多摩区付近のイベント等のネタを出しJ:COM側に相談する。その後先方からの依頼を受けてから映像を制作する。(全員参加)
福富プロとの体制をどうするかはまだ細かく決まっていない。(編集作業等)
大まかな流れは以下の通り
前月の10日付近にネタだし会議その後本多さんがJ:COM側にネタを送る。先方の指定したネタを取材しに行き、放送日の前日までに編集を行い納品する。
ネタだし会議の際は、必ず一人頭5個以上出すこと。ネタを出すとき、イベントタイトル、場所、主催者、期日を明記すること。
取材対象のエリアは遠藤の報告書を参照すること。
3.名刺
デジキャンの名刺を作る。横山がまとめる。後藤と佐々倉はどこのカットを使えばいいのかわからない為、そこだけは本人がキャプチャする。その他は横山がキャプチャする。
4.iClone発表会
Team One
感想
大川:問題が多々あった。カットつなぎのミス、音声が低すぎて聞こえない等々
遠藤:キャラクターの作りがキャラクレでできていてすごいなーと感じた。ストーリもわかったのでよかった。
横山:10年後の説明がテロップで入れといたほうがよかったのではないか?
藤田:設定が人の話を聞かないとわからないのでそこをどうにかしたほうがよかった。声は岩倉のアテレコだったから笑ってしまったが、いいなと感じた。
渡邉:前回のプレビズから話がかなり変わったという印象。初見でも、わかるストーリーがわかるように感じた。(先週があるから?)
後藤:ストーリーはわかりやすかった。尺や技術等を計算した上での作品としてはよかったと感じる。
佐々倉:キャラクターを作っていて少年と大人との差が出ていてわかりやすかった。字幕を使ってやるという考えが多かったが、音声を使うことがありだと感じた。
先生:イマジナリーラインを超えまくっている。重要であるはずのイマジナリーラインが壊れているので調整しないといけない。これが原因で感情移入しにくくなる。もう一つは、車が発車した時の少年が映ったシーンで親が写っていたほうが良い。子供が置いていかれいっちゃったように見える。とにかく第三者がみてわかりやすいように作ることが大事。寄り引きのサイズがルーズもっと寄りが入っていないといけない。回想シーンに入るならもっと顔の寄りがないといけない。わかりにくい形になってしまっている。
渡部女子
感想
先生:最後のガブリエラと叫んでいるところが一瞬女性が自分自身のことを叫んでいるように見えて混乱してしまった。カメラサイズやアングルはうまいが、天井や後ろ等背景の細かい部分が気になった。トップカットがもう少しなんとかなったような気がする。
佐々倉:病院のカットの対話がしっかりとできているように感じる。最後が気になった。ガブリエラが正面見ていてメイソンが向かってきた時の位置関係がどうなっているのかがわからなかった。
大川:トップカットを見た際ホラーと感じたが違ったので何をしたいのかが伝わりにくいと感じた。そして、病院内のライティングができておらず、表情がわかりにくく困った。セリフのテロップも全て同じフォント色でどっちが何を言っているのかがわかりにくい状況であると感じた。最後に、再会というテーマであるということが伝わりにくいと感じた。
渡邉:病院での表情が見にくい。テロップ等によってメイソンの表情がなんとかわかる。あとは最後のカットがわかりにくい。
後藤:よくできているなと感じた。バーっと見て構成とかしっかりとできているなと感じた。
Team A
まだ絵コンテをつないだだけでできていない。
S1しかできていない。全然カットが上がっていない。
今後の話
二週間後が本番
26日(金)の18時に現地集合遅れる人は予め先生とメンバーに伝えておくこと。
渡部女子:横山、藤田がちょうどつくぐらい。
Team One:吉川君が22時位?
大会時の注意事項!!
マシンは全チームに配布することができない。公平性を保つために貸し出しはトラブルが起きない限りやらない。
外付けハードディスク等の準備は各チーム行うこと。
先生からのアドバイス
質問はどんなに些細なことでもいいので先生に聞くこと。
ユニティの持ってくることなど勉強できることはしといておくこと。
プロップのストックをしといておくこと。
キャラクターも用意しといたほうがいい。事前にセットアップしといておくとなお良い。
これらのことを個別に教える。
作業的に2万ポリゴンを超えたらアウトだと思って作業したほうが良い。
ライティングを頑張る。影ができにくいプリセットを予め考えておいたほうが良い。
今回の成果物について
今作っている作品の精度を上げること。
どこを変えるかは各自個別対応する。
感想
女子チームと比べて我々のクオリティーはあまりよくないように感じた。その原因はカメラワークが大きな要因であると思われる。また、制作陣のコンテへの忠実さも原因であると考えられた。
自分たちのチームは、コンテに縛られすぎておりリテラシーの認識が甘く、カメラのセッティングがかなりひどかった。これは実際に制作した我々の理解が足りていなかったのが原因である。
今後は、コンテを理解しコンテは理想論であるということを念頭におきながらより良い演出を考えながら作っていくことが重要であると学んだ。(特にカメラのセッティングについて)