コンテンツ東京6/28~6/30に東京ビックサイトにて行われたコンテンツ東京に行って来た。このイベントは、商談の場であるため多くの企業が参加している。今回の視察の目的としては、映像制作プロダクションの知識を深めること。そして、映像業界の最新の動向を知るということが目的であった。結論から述べると、CGや実写といったコンテンツよりもVR,AR,MRがブームとなっていて多くの企業が展示を行なっていた。
特にVRの展示が多く、全体の8割近くが展示していたような気がした。VRの展示は、主に3種類に別れているように感じる。それは、VRで行なっているゲームをその場で合成をしてプレビューで写すこと。体験型アトラクション(アミューズ施設に設置するようなもの)、そして、実写である。
前の2者はTGCでも話題になっているため説明は省くが今回の視察で大切であったのは実写であると思う。VRを実写で扱う際、360度カメラで撮影するが、音響は通常と変わらないため少し感覚が違う。そこで、YAMAHAが開発している360度マイクといった技術を使うことによってよりリアリティを出すことが可能になる。このような製品を使うことによってVRはもっと面白くなるのではないかと感じた。
MRに関しては、新たなコミュニケーションツールとなりうるのではないか等とても面白い技術であると感じた。
今回のイベントは、日本のみならず海外の企業も多数参加しており、もっとグローバルな視点で映像を考えていくことがミッションなのではないかと感じた。す
今年もVRに多くの企業が力を入れているのがわかった。しかし、VRのコンテンツがそこまで面白いのが多くなく今後どのようにして他者との差別化が測れるかといった問題が多々あるように感じた。企業の方々の話を聞いてCGよりも実写の方に注力している企業が多いことがわかった。しかし、ビジネスで考えた際本当にユーザーが使用するのか等疑問に思うところが多々あった。しかし、こういったコンテンツを面白くさせるのはクリエイターの仕事であるため常に考えることが必要であると感じた。最新の技術でなくても、コンテンツを面白くするためには何が必要か、どういうアプローチをしてあげるとインフルエンサーとなれるのか。この二点を考えることがなんでも大事なんじゃないかなぁと学んだ。そして、もっと積極的にコミュニケーションを取ればよかったと感じた。人と人との関係がビジネスを作るのになぁと感じました。(o)